これまでにロボットもの・特撮もので男女が共に乗り込むものや、男女が揃うことで巨人に変身するものが数多く放映されてきました。で、それらはもう一つ掘り下げるとやっぱりセクシャルな印象がありますよね。それらと比較すると『ダーリン・イン・フランキス』はうすうす感じられたそれを最も真剣に掘り下げてようとしていると思います。
男女がいっしょになって搭乗、変身するっていうのはうすうすセクシャルな印象を受けなくもなかった。ところが『ダリフラ』ではまったく隠すことなくセックスそのものを題材にしていますよね。しかし、本作がロボットものである以上、いまのところ露骨すぎるし、どこか不快感あるのも否定できないながらも掘り下げればとさらに大きなテーマがあるのではないか。
今回はもう映像のモードとかそんな話はなく、これまでに日本で作られた男女搭乗ロボットものが掘り下げられただろう可能性を振り返りつつダリフラを見通すという、けっこうド直球のオタク話300円でよろしくお願いします。(購入後は定期的な追加、最終話鑑賞後のレビューを追加していく予定です。)
【主な内容】
・過去の特撮からアニメにおける男女同乗ネタとの比較 ・その中で『ダリフラ』がもっとも革新的なテーマ ・「男女同乗」として再評価する旧エヴァンゲリオン ・旧エヴァから継承したもの ・しかし革新性なテーマのせいで根本のテンポが悪くなることとは…