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17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

今季のアニメーションの1話だけを観て今のモード(形態の流行)を全て決める最悪のアニメレビュー

「萌え」は今や失敗しないために保険くらいの時代に自爆テロのようなことをやる『競女!!!!!!!!』

2016年秋のモード(郷愁編)
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競女!!!!!!!! 視聴とばしながら7ふん

 

 またひとつ現れました。瞬間的に熱しすぐさまに忘れ去られ、次なる瞬間に繋げるための礎です。

 

 町おこしをはじめさまざまなPRキャラクターにアニメキャラやらその界隈のイラストレーターが起用されるようになり、一部のひとが眉をひそめる程度には世間に萌えキャラがばらまかれています。ではさぞかし当のアニメ界隈では萌え、ないしはさらに行き過ぎてエロがあふれているのだろうと見てしまうとこなんですが、全くの逆で萌え系とされる作品の大ヒット作は限定的になってしまってますし、むしろそれ以外の方向をどこも探ってる印象があります。思ってるよりも実際の商業アニメをワンシーズン流し見してると、どちらかというと作品が固くなりすぎない・ドン引きされない保険のようなかんじで萌えキャラやら配置されてるとおもいますね。

 

 そういう意味で『競女!!!!!!!!』は思うとこあるアニメですよ。パッと見、萌えキャラが競泳水着でドンケツやるという、完全な萌えとエロ。ある意味でアニメやオタクネタに疎い向きから見れば、露悪的なくらい目をひそめるイメージで固められてる。しかしこれ実際には萌えのデザインは二世代くらいまえで、そしてその内容はバカ。今作でオナニーすることは困難を極めることは確かです。人類の尊厳にかかわります。

 

 唐突な必殺技で、極端なパースでキャラの描線がぶっとくなるという描写は山田芳裕の代表作の漫画「デカスロン」をおもいだしましたよ。実際にアニメ界隈で露骨なくらいの萌えとエロをぶちかますということは、それはなんの保険もない、まるで自爆テロを起こすかのようななりふりかまわなさを持っているということを痛感できる作品になっていると思います。毎シーズン商業アニメをチェックしているような方なら直感的にわかってると、今作が覇権をとるとか、莫大なBDを売り上げることはない。しかしこの露悪さは評価できる。「ガールズアンドパンツァー」なみのエクスプロイテーション作品になっているとおもわれます。

 

 インターネットポリティカルコレクトネスにきをつけて頑張ってくださいとおもったところで観たアニメは忘れましょう。でも培った技術とモードはそのままに、次回にお会いしましょう。

 

デカスロン 1 (小学館文庫 やB 11)

デカスロン 1 (小学館文庫 やB 11)