17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

葛西祝によるアニメーションについてのテキスト

今後の広告アニメが新しい表現を生む可能性『ベイビーアイラブユーだぜ』


dentsu-ho.com

電通がアニメをマーケティングとしてどのように見ているか?という記事を挙げてます。「京騒戯画」、「血界戦線」の松本理恵の最新作が広告アニメーションだというのを振り返ると腑に落ちる記事ですね。

ここの書き散らしでやり始めた、広告アニメーションの世界というのは年々存在感を増しているように感じます。そこで電通が関わるというのはちょっとどうかなーと感じなくもないです。

だけどよく考えてみると、たいていの商業アニメーションは昔から広告的なものじゃないのか?メディアミックスやタイアップといった絡み方を見ても。と思いもしますね。

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劇場版『若おかみは小学生!』と、現実との境目を象徴する場所を描くマッドハウス【有料】

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(画像は公式サイトより)

若おかみは小学生!』(劇場版)は本当に高い評価を得てきました。ぼくが思うにこの作品の公開によって、ここ数年のマッドハウス系列の作品があるスタイルや効果を決定づけたのではないないかな、と思います。そんな総括する記事を今回は300円でよろしくお願いいたします。

少年漫画の続きとしての『からくりサーカス』

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からくりサーカス 視聴フル

 心が冷たくなっていくアニメ版のデザインです。原作を映像でトレースする以上がない。元絵をトレーシングペーパーでなぞるだけでは全然いい絵にはならず、書き手の技術が無いと無機質になるのと似ていますね。

実は原作をすべて読み込んでいたんですよ。何回も。いつかアニメになるとしたらこの作風や題材のもっている狂気性を拾える監督やスタジオが付いたらいいな、と思っていました。ですが……と感じましたよ。

 今回、学生のころから連載を追いかけていて、思い入れある作品だったので、あらためて『からくりサーカス』原作のなにがよかったか?ってウェットな話を少し書きます。原作の内容を最後まで書いているので了承したうえでお読みください。

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御坂美琴は今も新しく見えるのか?

とある魔術の禁書目録Ⅲ 視聴15分

『とある~』の第一作が放映された2008年。この年以降は、『けいおん!』とか『化物語』といった野心的な作品が深夜アニメで放映されていく時期でしたね。なにが野心的だったかって、当時よくあるアニメ的なデザインから少し距離を置いた作り方をしていたことでした。それが新しかった時代だったんです。

ですが10年たった現在、まわりを見るとどうでしょうか?御坂美琴のデザインを過去にするくらい、周りのラノベアニメのデザインは前進したのでしょうか?

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アイドルアニメは蟲毒となった『ゾンビランドサガ』

ゾンビランドサガ 視聴フル

アイドルアニメは当たらなくなってきた時代に突入したのか否か」こう書いてから1年が経ち、事態はもっと入り組んだところへと進みました。『ゾンビランドサガ』は現実のアイドル事情もアイドルアニメ事情も飽和状態になった末に生まれた、蟲毒です。

ついにこのジャンルは戻れないところまで来てしまった。その意味で今季必見の作品のひとつです。

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日本のNetflixオリジナルアニメの立場がなくなる『ゴブリンスレイヤー』

 

ゴブリンスレイヤー』視聴18分

今年のトピックスとして、Netflixの国内アニメとの共同制作がありました。貧困にあえぐ国内アニメにとって、黒船とまで騒がれていましたね。今年も終わりに差しかかった今、ひと通りの作品が公開され、振り返ってみていかがでしょうか。

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意外にもキャラ推しじゃない最近の広告アニメの世界

『ROAD TO YOU -星降る丘の約束- 』視聴フル

秋のシーズンに入って早々なんですが、はてなブックマークでみなさん一体どうしちゃったんですか?

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