17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

葛西祝によるアニメーションについてのテキスト

最低の漫画が最高のアニメ化になり、最高の漫画が最低のアニメ化になる現実

 

 

 

 

 またひとつ現れました。瞬間的に熱しすぐさまに忘れ去られ、次なる瞬間に繋げるための礎です。

 

 ぼくは思うところがあります。今期は「スターウォーズ」がまたスピンオフのアニメ化をしています。その原作の出来にたがわず3DCGのクオリティ・脚本・アニメートそれぞれの出来はとてもよいのです。

 

 あまり喜ばしいこととは言えないのですが、アメリカブロックバスター映画界では過去のタイトルの新作が次々とリブートしています。それでも過去のタイトルのクオリティに違わない、今の技術ならではの質になっています。

 

 ぼくがなぜこんな話をしているのかというと、「なぜ日本の過去最高の原作に最高の技術によるクオリティが付かず、最低の原作からスタートしたのに(少なくとも)最高クラスのクオリティがつくのだろう」という無情を集英社原作の2作品から感じたからです。

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