17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

今季のアニメーションの1話だけを観て今のモード(形態の流行)を全て決める最悪のアニメレビュー

永井豪は保護されています『Cutie Honey Universe』

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Cutie Honey Universe 視聴14分

永井豪は保護されています(刃牙の感じです)

 

本当に永井豪作品はそのまんまで再アニメ化、記憶のHDリマスター度が最も高いとすら言えます。だってキューティーハニーて題材上、以前取り上げた『sin 七つの大罪』風に再解釈されてもいいところなんですがほとんどが永井豪タッチのキャラで構成。原作をちょっと電子書籍で確認しましたが、その印象をアップデートしてるままです。

 

 永井豪50周年プロジェクトだぞ、リスペクトだよだから変えないのとも言えますけどあしたのジョーだって50周年むかえてるわけですからね。『メガロボクス』じゃなくて、ほんとにそのままでもいいじゃんと。

今本当にある意味ドヤ街のあるあしたのジョー並みの現実があるわけですから、そこで作ることもできたわけです。なぜか『Devilman Crybaby』のほうが川崎のBADHOPをモデルにしてると思わしき、ある現実をモデルにする取り上げ方をやってますし。『Cutie Honey Universe』がここまでの原典に忠実なのはどういうことでしょう。

 

考えてみれば永井豪の保護、過去に冒涜の時代があったからこそかも

いや…むしろ「永井豪が冒涜されています」という時代を無視するわけにもいかないでしょう。そう……時は2000年代……名作漫画の実写化ブームです。

庵野秀明の『キューティーハニー』がかなりの広告を打たれ、抜けきらない感じだったのはまだよかったほうです。でも後にアニメ版も担当したのでトントンでした。

本物の冒涜がこの後にやってきます。2004年、実写版「デビルマン」です。すでに日本の漫画の聖典のひとつと言っていいこの作品の取り扱いには誰もが気を払っていたのに、あの作り。心にある聖像を汚される瞬間でした。

永井豪は保護されています。ですがそれは過去、本当に冒涜の時代があったからかもしれません。冒涜の時代は今も続いています。優れた作品世界を持つ漫画原作を実写化する影響があまりにも強く、実際には現実の日本ベースの青年漫画が原作の実写化には大変優れた作品が多いにもかかわらず、「漫画の実写化」はネガティブな意味合いを強めました。

今年の『マジンガーZ』など、永井豪のアニメ版のいずれもが再解釈や記憶のリマスターの効果ともに非常に質が高いです。この事実は達人の保護にはそれなりの経緯や理由が存在するということを教えてくれます。

話は変わりますが現実ベースの青年漫画の映画化に関しては「スタジオシステムが灰に消えたあとの路上映画録」でお会いしましょう。観たアニメは忘れましょう。でも培った歴史のリマスターに手をかけつつ、次回にお会いしましょう。

 

 

 

永井豪サーガ

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