ヴァイオレット・エヴァーガーデン 1-3話 視聴フル
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を見るにいよいよ京都アニメーションのここ12年で推し進めたことを一区切りつけたのではないか、と思いました。
思えば2006年の「涼宮ハルヒの憂鬱」から12年、あらためて京都アニメーションの快進撃とその後のアイドルアニメブームとはなんだったのか、それらを総称して商業アニメ―ションの表現には何がおこっていたのかなあ、そしてその終わりはどこなのか。などなどをまとめてみましたよ。今回は久しぶりの有料記事、1万字近い内容になっております。500円です。
いま「Devilman Crybaby」でNetflixまだ加入している人も、ハルヒのエピソードを改めて確認してみるとこの3つのエピソードが日本の商業アニメ―ションをどんなふうにけん引していったのかを感じいることができると思います。
【主な内容】
・ハルヒ3つのエピソードの再検証
・「朝比奈ミクルの冒険」自主制作映画演出がもたらした効果
・「ライブアライブ」とその元ネタ映画「リンダリンダリンダ」のスタンス
・物語性すら虚飾としてはぎ取る『サムデイ イン ザレイン』
・ 芸術映画の方法が結果的に「日常系」「空気系」みたいなバズワードを広げたという説
・ハルヒ3つのエピソードの作家映画指向と以降のアイドルアニメの繋がり。その相性の良い理由
・独自路線を進んで以降の京アニの邦画的な方向性