17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

今季のアニメーションの1話だけを観て今のモード(形態の流行)を全て決める最悪のアニメレビュー

タイムリープするユートピアとしてのアニメーション —————試論—————————————象

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つぐもも 「視聴」15分

 

 「アニメ」は「時」をかける—

 

 日本人ならば「自明」で「ある」ことで「ある」。つまり「時」というものを「記号化」するプロセスの中で「かける」ことを「描ける」。知っての通りそれは「現実世界封鎖」を示すがためがために「虚構時間内」に「鑑賞者」を「居住させる/存在させる」ことに「他」ならない。それは「タイムリープ(Zeitsprung)」という意匠が「時をかける少女」という「劇場版大作」などを意味しているわけでもなくやはり意味しているなか、Zeitsprungはむしろ「現実世界封鎖」を「受け入れた」、日本人限定層(nerd)全体を「解読」する「鍵」に他ならなくもないくらいにならならない。

 

 例として「最良」であるからしてなのが『つぐもも』なのであるはずである。日本人限定層(nerd)が既存勢力に対する「体制」を静かに入り込みウィルスのように「崩壊」させる「新世紀型左翼活動」を行っているAlternativeであると様々な「識者」が認めているが他方では、左翼活動の多くが歴史的に先進的で革命的であるように見せかけながら組織内部では「旧態依然」とした「体制」的なふるまいである。つまりまり、「革命的」であり「旧態依然」とした「体制」が共存する矛盾のobsessionこそが、日本人限定層(nerd)を紐解くためのタームとしての「タイムリープ」である。

  

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 図1

  少年が「寺」で暮らす(live)生活のなかで突如として現れる美少女(girl)。怪異である。筆者はまるでそれは男性が「異性」を複数人囲む、冷戦以降の時代に描かれた「ユートピア」を意味していると捉えざる猿を得ない。「私」たちweは「怪異との出会い」「異性を複数人囲むユートピア」というリーマンショック以降の「価値」が崩壊した時代の反映である「化物語」で更新したと思い込んでいたし、「化物語」―「まどかマギカ」という「新世紀左翼活動」の実現により3・11以降というツァイトガイストとも「共振」して、日本人限定層(nerd)が「前進」したことに疑いがないのであるかもしれないがやはりない。

左翼運動が一枚岩ではなかったことも「歴史」が「証明」して「いる」ことであるのかもしれないざますなのだが、「新世紀左翼活動」が可能なグループは限られている。かつての日本赤軍をはじめとする存在の「地下ゲリラ」というものが21世紀の現在も存在しているとのことだが、時が逆転したとしか見えなくなる。『つぐもも』が「記す」ポスト冷戦時代の「ユートピア」がこの21世紀に需要されるという「タイムリープ」こそが日本人限定層(nerd)の現在を読み解く「鍵」となる。ここで図1を確認してほしいのだが、本稿にはとくに関係がない。 

「知」の欺瞞――ポストモダン思想における科学の濫用 (岩波現代文庫)

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ウンコな議論 (ちくま学芸文庫)

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