17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

今季のアニメーションの1話だけを観て今のモード(形態の流行)を全て決める最悪のアニメレビュー

アニメで“自転車”を描くことがどうやら全盛期に。なぜなのか

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またひとつ現れました。瞬間的に熱しすぐさまに忘れ去られ、次なる瞬間に繋げるための礎です。何年も前に最初のシリーズが放映されてたのにまともにかいてなかった「弱虫ペダル」なんですけど、本作を枕にアニメーション最大の労力を要求する題材である自転車をテーマとした作品が、なんでこんなにも連続して見られることはちょっと取り上げてみてもいいでしょう。

 

 

 

 デジタル制作のひとつ、セルルック3DCGによって自動車や電車といった乗り物をすべてCGに代替して描く手法はオーソドックスになりました。一方で自動車や電車の描写はほとんど省力化という印象のほうが強くなり、アニメならではの面白さっていうのはほとんどなくなってるんですよ。

 

 一方、セルルック3DCGで乗り物の描写がやりやすくなったことで、たぶん長編アニメ化が本当に難しかった自転車の描写がやりやすくなりました。自転車という題材が価格的にもまだリーチしやすい趣味というのも多分あるとおもわれ(てきとうです)、結果、最近では自転車テーマの作品が少なくなく放映されています。

 

弱虫ペダル』ではロングショットからレースの接戦を映すシーンなどでは人物もセルルック3DCGで描きつつ、人物のクローズアップでは手描きにすると織り交ぜることで、全体的な印象は手描きアニメを見るように感じられるという手法を取っています。

 

teenssexandwarmode.hatenablog.com

  前回に「南鎌倉~」扱ったときも「この企画にここまでの描写はなぜ?」とそうとうな疑問があったんですけど、ありゃあ自転車そのものを生かすためなんだと思うんですよ。もっかい書くと国内のアニメータ―を代表する一人、北久保弘之氏はaskにて自転車をアニメで描くことの難しさをこう語っています。これをパッと読むだけでも、自転車がメインのアニメって長編で実現していくのは実はものすごくしんどいことなのでは…「茄子~アンダルシアの夏」とかヨーロッパのアニメ「ベルヴィル・ランデブー」とか劇場版アニメのクオリティのものが目立ったと思います。ここは前回コピペです。

 

 

 で、この時「女の子の萌えに擬態して自転車そのものを描くチャリのガルパンになるの?」とか書いたんですが、そもそものガルパンを制作していたアクタスもそういや去年のシーズンで「ろんぐらいだぁす」を作ってるんですよね。ここでも自転車は各種取り扱われ描写されております。

 

 

 

 というわけで「弱虫ペダル」にもどりますと、ほんと技術の進化で集団でのレースを連続TVアニメにすることができるようになったんだと思いますし、またセルルック3DCGがメインでありつつも、自動車や電車といった乗り物よりは運転される姿を美しく描かれていると思います。あと車やバイクよりもキャラクターそのものの顔や姿が描きやすいこと、そもそも乗り物の運転の中でも漕ぐというアクションが描写されるということで、ある種その姿の描き方で感情表現可能というのも、自転車テーマの作品の利点ではないでしょうか?観たアニメは忘れましょう。でも培った技術とモードはそのままに、次回にお会いしましょう。