17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

葛西祝によるアニメーションについてのテキスト

恐怖感か?生々しさか?『侍霊演武:将星乱』

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侍霊演武:将星乱 視聴8分

またひとつ現れました。瞬間的に熱しすぐさまに忘れ去られ、次なる瞬間に繋げるための礎です。

 

 中国漫画を原作にした作品なんですかこれ。繰り返しになりますが前シーズンから中国(関連)作品が続々放映されている状況はみんなどうとらえてるんでしょうか?商業アニメ市場の進歩?それとも外注していた海外諸国の構図が変わった?ちょっとここまでは全くリサーチしておらず、適当ぶっこいておりますのでこのあたりの変化をうまくまとめた記事を読みたいとこですね。

 

 さて国内のスタジオぴえろ制作の『侍霊演武』は中国原作という部分をどう演出してるのかな、というと、画面に強い鉛筆の線のフィルターをかけたり、また白い液体が画面に飛び散るようなポストエフェクトを多用することで対処しています。もともとがそれほど味わいのない、原作漫画を拡張した程度のレイアウトや絵コンテのところを、エフェクトでなんとか独自性のある部分にもっていっている。もとの肉の質がそんなにおいしくないところをソースとかケチャップ漬けにしてなんとか食えるものにしているといいますか…いや中国的な良さ、ってことででべたべたにしている感じといいますか…

 

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 観たアニメは忘れましょう。でも培った技術とモードはそのままに、次回にお会いしましょう。