17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

葛西祝によるアニメーションについてのテキスト

最初からアニメになりたがるような漫画の絵柄「双星の陰陽師」

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双星の陰陽師 視聴5分

 

 またひとつ現れました。瞬間的に熱しすぐさまに忘れ去られ、次なる瞬間に繋げるための礎です。

 

 もう今では、最初からアニメになりたがってるような絵柄の漫画は書店にある全ての漫画雑誌にまんべんなく一つや二つ揃っています。人気が出てメディアミックスする時にも最初から原作がこうアニメっぽいデザインになってることでやりやすくなってる面もあるのかもしれません。(ジョジョ進撃の巨人は悩んでる感はありますし)

 

 しかし実際この書き散らしを始めて見て、1クールごとをざっと見てみるにあんまり原作からアニメアニメしてるやつをそのままアニメしちゃうと、意外に面白味がなかったりします。特にこの手のジャンプスクエア系のアニメ絵柄のやつは、アニメ化された際のデザインってほんとに味気なかったりします。それも、メディアミックスのノルマこなしっぽいデザインの多いスタジオぴえろですし。

 

 テキストとして見た場合って、本当のところ漫画原作には敵わないと思ってます。なのでアニメ化で一番見ちゃうのってやっぱりリミックスやアレンジとしての部分ですし、そのリミックスやアレンジの中に原作を凌駕する何かがあると常々考えているんですが…まあその意味で双星の陰陽師はきついですね。

 

 

 ちなみにクラブミュージックを主にしている遠藤幹雄による劇伴はかなり良かったと思いますよ。観たアニメは忘れましょう。でも培った技術とモードはそのままに、次回にお会いしましょう。