読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

今季のアニメーションの1話だけを観て今のモード(形態の流行)を全て決める最悪のアニメレビュー

日常の中の異常を描く間合いとは…「ふらいんぐうぃっち」

2016年春のモード(激戦篇)
Ads

f:id:EAbase887:20160410205008p:plain

ふらいんぐうぃっち  視聴10分

 

 またひとつ現れました。瞬間的に熱しすぐさまに忘れ去られ、次なる瞬間に繋げるための礎です。

 日常情景スタイルにちょっとした異常な世界が混入されるデザインというのが流行らねえかなあとうすうす思ってるんですが、今作「ふらいんぐうぃっち」くらいの間合いで魔法少女ネタ、ロボットネタ、そのほかエトセトラエトセトラで「ものすごく静かに、自然な感じで異常な世界が混入してドラマが進む」というのはこともすればすごく良いものが出来そうな感じはあるんですが…

 

 

 主人公が田舎に居候していくシークエンスから、田舎の情景と生活をそのままなかで、突如としてほうきにのり空を飛んでいく。この微妙なよさは、あんま伝わらないかもしれません。

 

 JC.STUFFは以前に「ウィクロス」シリーズで「けいおん!」以降の日常情景のデザインを使いながら、主人公たちの日常が壊れてく様をけっこう上手くデザインしていたと思います。それに次ぐ感じで、魔法少女みたいなジャンルを日常の中の異常としてデザインしてると見ます。

 

 まあ日常の中にある異常や非日常ってのは商業アニメーションや漫画では「ドラえもん」からして当たり前の題材だからこそ、むしろデザインのセンスが最も求められる舞台だと思います。京アニでも「境界の彼方」とかかなり苦しんでた気がします。

 

 日常情景が基調なアニメって、「癒し」とか「なにも考えられず見られる」みたいな感想は少なくないとおもうんですけど、デザイン的には本当はもの凄くクールに一歩引いた間合いのものなんじゃないかと思ってます。

 

 ここのところの魔法少女ネタと比較しても、「ふらいんぐうぃっち」はゆるいタイトルの割にすごくドライなところがあります。観たアニメは忘れましょう。でも培った技術とモードはそのままに、次回にお会いしましょう。

 

 

ふらいんぐうぃっち(1) (講談社コミックス)

ふらいんぐうぃっち(1) (講談社コミックス)

 

 

 

ふらいんぐうぃっち Vol.1 [Blu-ray]

ふらいんぐうぃっち Vol.1 [Blu-ray]