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17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

今季のアニメーションの1話だけを観て今のモード(形態の流行)を全て決める最悪のアニメレビュー

というか、いかにテンプレラノベが量産されることになったか?を誰かまとめとけよ「最弱無敗の神装機竜」感想 

2016年冬のモード(噴火編)
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最弱無敗の神装機竜 視聴5分

 

 何百も現れました。瞬間的に熱しすぐさまに忘れ去られ、次なる瞬間にさえ繋がらない瓦礫です。

 

 ここのところ言われるクソラノベアニメと呼ばれる一群がテンプレートだテンプレートだと対してぼくが思い出すのは、かなり以前にあったJPOPのパクリ問題とその奥にあるコード進行の問題に言及した解説のことです。

 

 今からもう8年も前になっちゃうのですが、こちらのJPOP解説動画を覚えているでしょうか?当時、倖田來未の楽曲のパクリうんぬんで軽い炎上があったようなのですが、実はJPOPが客層に最もヒットする楽曲構造を多用するようになった末の、テンプレートになりすぎたものゆえに起きた炎上だと解説しています。

 

 洒脱なのは過去30年間のポップミュージックのトレンドやヒットを解説したうえで、いかに王道の楽曲構造が日本でヒットし、それからテンプレートになっていったのかという歴史を踏まえた点です。後編の動画で解説される「とりあえず王道の構造つかっとけ」という話は特に印象深く残ります。

 

 これまでに王道の構造を生かした作品がいくつもあった。それが後に世界的なポップミュージックの流れではなく日本国内で特にヒットする構造を持っていることが分かってくる。そののちに市場にウケるためにテンプレートのように乱発される…そうした話全てを含めて、以上の解説は音楽に限らずあらゆるコマーシャルアートにて起こっているだろうことを読み解く方法を提示しているとも思います。

 

 そう、ラノベのテンプレート化の一定のヒット、そしてトホホアニメ化はこうした事情の変形のように映るのでした。おそらく日本の文芸のフィールドで市場やトレンド、ヒットチャートやその後のメディアミックスさえ含めて最も早く、ダイレクトに反応があるのがライトノベルなのだと思います。場合によっては日本の文芸史上において真にポップを最も体現しているフィールドかもわからないんですが…

 

 ラノベそれからアニメ化で「なぜこうしたタイプが映像化されるのだろうか」というその前段階に、「なぜアニメ化にGOサインがでるまでヒットしていたのだろうか」と言うのがあります。独自の客層を持つラノベ市場で最も数字の取れる物語構造というのもたぶん決まりきっているのでしょう。作者が書きたいもの以上に市場で結果を出せるからテンプレートのラノベの方法を使うという話も見ました。

 

 音極道さんのような解析を行えば、テンプレートというかポップな王道の物語構造とはどういうことなのだとか、あるいはもはやバズって意味がちりぢりになったオタクの意味を、なぜそんな王道構造を好むのかということから逆説的にあぶりだせる可能性とかどうでもいい効果もありそうです。

 

 まあ超局所的なウラジミール・プロップみたいなこと誰か書き散らさねーかなーということで観たアニメは忘れましょう。でも培った技術とモードはそのままに、次回にお会いしましょう。

 

 

魔法昔話の起源

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