アブソリュートデュオ 視聴 7時間に体感時間感じるくらい
また一つ現れました。瞬間的に熱しすぐさま忘れられるために生まれ、次なる瞬間に繋がる礎です。
とかいうこんな前置きはともかく、アブソリュートの話のようでまったくアブソリュートの話になりませんがUHFアニメの評価に関してのささやかな話です。
巷でよく聞く「アニメは3話まで見て切るかどうか」というのはあれはクズブログ創始者の僕から見ると「脚本の能力まではみているということなのか?」と想像されます。しかし3話まで見ればおおよそわかるというのは確かにそうなのかもしれません。今は1作品、わずか13話、場合によっては11話で話を締めねばならず、使える時間はおよそ220分から260分程度。
映画なら4時間ものを60分見て判断という感じですか…かつてタランティーノの「イングロリアス・バスターズ」は映画館の上映時、チャプター1まで見てつまんなかったら返金可というキャンペーンをやってたのをふと思い出します。4時間つったらベルイマンとかアンゲロプロスを思い出しますが、最近の日本のものだったらえーっと青山真治「EURECA」とか園子温の「愛のむきだし」とかですか…
長編ではよりタイトなテンポが求められ、1話完結ネタでも似た路線の切り口はそれほど使えない(作品によるか?)。いまどきのワンクールの長編では3話で評価は確かにある程度見切れるのかもしれませんね。
脚本を無視してアニメートのみで判断という場合なら、もっとも観客に印象を与えるオープニングに作画リソースを注ぐと思われそこで力量が見えますし、さらに、ずーっと言ってますがアニメと音楽という同じ時間芸術として整数的な方向の者同士のメディアがいかに交わるか?を最も表現しているのがOPテーマのシーンでしょう。映像と音楽が混ざり合う快楽や感動は実写よりアニメの方が合うんじゃないの、と適当に思ってますが、そこんところで地力がわかるというか。ん?それで「残響のテロル」に引っかかったか!アニメは3話まで見て切るかってのはわりに納得だよ!4話くらいから「あれー白い髪の女まだでてこねーの?」というあたりで疑ってればよかった!
アブソリュートデュオはその意味で即判定出来てしまいました。観たアニメは忘れましょう。でもアブソリュートといったらエゴダンスかテラーフィールドという牙城はそのままに、次回にお会いしましょう
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