17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

葛西祝によるアニメーションについてのテキスト

”セックスか戦争を知ったガキ”のモードとして眺める深夜アニメ・ライトノベル・JRPGなどゲーム界隈

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はじめまして。本ブログは「今季のアニメの一話だけ見て、モード(形態の流行)を全てをレビューする」ド偏見かつ最悪な方法による日本のアニメレビューです。

 

自分は他に格闘技関連のブログビデオゲーム関連のブログをやっているのですが、ちょっとこのブログの前身としてビデオゲームのブログの方にて書いた”セックスか殺人を知った子供”のモードとして眺める深夜アニメ・ライトノベル・それからJRPG”を書いたところ賛否、というか配分として否賛両論に分かれまして、それは本論がすげえ偏見に満ちていてしかも前提がグチャグチャというあたりへの嫌悪と突っ込み、また「わからなくはない」という賛同の意見もともに”アニメにて描かれる主人公の年齢設定””アニメでの大人と子供描写”面への言及という一面的なところに留まってしまいました。つまり自分の論が偏見まみれに破綻した雑な書き方だったゆえに思った通りの意図にならなかったため、ちょっと書き直すとともにじゃあ今のアニメどうなってんだろと観てみるかの意味でブログを立ち上げてみました。

 

海外製作のビデオゲームの作り方によるジュブナイルから大作のビデオゲームや、それからドリームワークスからピクサーなど海外アニメスタジオに至るまで、作り手側の組み上げる技術面からキャラクター造形、ストーリーテリングに至るまでのデザインのリアリズムの基準の堅牢さというのばかり普段触れているなかで、ふと日本のポップカルチャーの一面を担っているラノベ・アニメ・ゲーム(ノベルからJRPGなどキャラ主導のもの)のサイクルを眺めるとびっくりするくらいそうした堅牢さがありません。

 

 その堅牢さがないがゆえに日本にはピクサーのような還暦過ぎの爺さんから30過ぎの大人~子供、ライトから文脈まで読み解くコアなファンまでにアプローチする作りの成広いレンジでの視点鉄壁なジュブナイルをほとんど見ません。いよいよジブリまでもがまともに作れなくなっていきそうにも見えるなか、twitterなんかで流れてくる評判のあるアニメを脇から眺めるにクリエイター側の持っている能力や実際にアプローチ出来ている範囲はせいぜい、14-21歳くらいまでの世界観であり、そしてその世代あたりの視点や能力が主であるがゆえに日本アニメのモード感というのは特筆しているかに見えます。

 

 

 前身の記事が萌えやらなんやらの女の子への視点がセックスを知った子供、というのにもう一つロボやら武器やら兵器を持って闘う男の子(女の子)は殺人、と対置してましたが座りが悪かったので本ブログでは戦争に置き換えたほうがいいか、ガンダムとかそのまんまだもんね…ということで、このブログは声優もストーリーもどうでもよく、日本アニメでぶっちぎりのセックスと戦争を知ったガキの前線はなにが描かれているか?のモードの強弱を観ていき、それから他ジャンル比較なども交えた物にするつもりです。

 

観たアニメはすぐに忘れましょう。でも培った技術とわずかな進歩のモードはそのままに、来季でお会いしましょう。