17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

今季のアニメーションの1話だけを観て今のモード(形態の流行)を全て決める最悪のアニメレビュー

日本と中国の狭間から生まれた謎の需要のアニメ『悪偶 -天才人形-』

悪偶 -天才人形- 視聴18分

『悪偶 -天才人形-』は手軽にカルチャーショックを受ける体験として優れています。

中国のアニメーションが近年放映されることも多くなってきていますが、まだ日本ではキャズムを超える評価はないですね。アニメ!アニメ!様で近年の中国のアニメ産業に関しての詳しいインタビューが公開されており、日中の市場の違いについて興味深い内容となっています。

今後、日中の市場はどう変わるのか?融合するのか?それとも別ラインとなるのか? ポップミュージックにおけるUK市場とUS市場みたいになるのか? などと考えると豊穣なのかなあと思ってます。

とはいえ、何かいかんともしがたい差を感じたのが今回の『悪偶 -天才人形-』です。原作はなんと中国のテンセントの運営する漫画サイトから。世界最大のビデオゲーム企業として名高く、今ならバトルロイヤルの『PUBG』のパブリッシングやスマートフォンでの展開を行っている企業と言えばわかりやすいでしょうか。しかし、独特のカルチャーショックが次々と襲い掛かる内容です。日本のスタジオディーン制作なのにどういうことでしょうか。

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今季のハードコア根性絵柄枠…『バキ』、『トネガワ』、そして『はねバド!』

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はねバド! 視聴12分

板垣恵介福本伸行というジャンルが違えど並べて語られることも多い原作アニメ。一見そこに並ぶような作品はないように思える。ところがよく見ると実質的に同じ枠。それが『はねバド!』アニメ版です。

原作の『はねバド!』は当初は4文字タイトル萌えっぽい、ゆるい印象だったのが連載の中で作風がハードに変化していきました。それがなかなか極端だったのかたまにネタとして連載開始時と現在を比較したりするのを見かけます。

 

ではアニメ版はどんな解釈でやっているのでしょうか? もちろん作品の軸が固まったであろうハード期からなんでしょうが、あまりにも萌え期からハード期への差が大きかったのがあったのか、視聴の質感がほぼ『バキ』です。

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長期化した漫画の公式パロディをアニメ化までする意味

 

中間管理録 トネガワ 視聴8分

 

板垣恵介福本伸行という、ジャンルは違えど並べて語られることも多い二人の原作がちょうどアニメ化されていますし、並べる形で今回はカイジを……ってちょっとまてよ?トネガワ? 公式パロディ? 原作者は萩原天晴? しかもこの漫画がすごいオトコ編トップ?

本当は『北斗の拳 イチゴ味』『ガラスの仮面ですが』で気づくべきだったんですが、気が付けば80年代や90年代に見ていた作品の公式のパロディ漫画、しかもエニックスが公式で4コマ漫画劇場みたいなしょっきりや別物として扱われてるものではなく、オーバーグラウンドのものとして取り扱われているのが頻発する時代……すごい時代ですね、

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Netflixアニメはクリエイターの自由! というよりまず血しぶきを楽しみましょう『バキ』

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バキ 1話 視聴フル

Netflix同時公開系のアニメのいいところは地上波で流しにくいもの、つまりはグロやゴア描写に特化した部分が売りであることです。それは往年のOVAにあった傾向にすごく似ていて、ある意味で先祖返りしてる感じなんですよね。以前も書いたことの繰り返しになっちゃいますが……

 

teenssexandwarmode.hatenablog.com

 

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『BANANA FISH』がアニメ化までの30年間で最も古びた部分とそうでない部分

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BANANA FISH 視聴15分

えっ……グリフィン(主人公・アッシュの兄の軍人)はイラク帰りってことにしたのか…そうか…

原作の出版からおよそ30年、『BANANA FISH』はスマホもあるアニメ世界に無事に転生したようです。そして思ったよりも往年の原作のアニメ化転生は浮いてはいないように見えます。

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なぜVtuberに限って「文化論」が発生しているのか

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不気味な動きと言えばVtuberに文化論が発生していることです。プリパラ新作がついにyoutuberやインスタグラマーをテーマにしてしまう昨今ですが、youtuber文化論はなく、なぜVtuberに限りいきなり文化論が登場してしまうのでしょうか。

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