リトルウィッチアカデミア 視聴フル
またひとつ現れました。瞬間的に熱しすぐさまに忘れ去られ、次なる瞬間に繋げるための礎です。
トリガーがコンスタントに質の高い作品を提供できているベースには、やっぱりTVで放映する商業アニメーションの手法を、日米の方法をともに熟知し、意図して使っているゆえだと思ってます。まあウェルメイドなライトノベルのアニメ化も差しはさみつつも、ここ数年間で放映された作品で『キルラキル』『ニンジャスレイヤー』『ルル子』とどれも素晴らしいんですよ。
でも上に挙げた作品はどちらかというとアメリカのリミテッドアニメ―ション的であり、日本の商業アニメならではの省力ゆえの技法*1を再解釈している傾向が強かったため、ルル子は一目では評価に難しい短編アニメですし、ニンジャスレイヤーは最初けっこうな反発を招いてました。
そこでトリガーの若手育成プロジェクトとしてスタートした「リトルウィッチアカデミア」は、そんなリミテッドアニメならではの手法を再解釈するようなデザインを取っておらず、ほんと単純にキャラクターのしぐさやアクション、エフェクトの鮮やかさといった、いわゆる作画アニメといわれる面白さを追求した出来になっています。
*1:なんで日本の商業アニメの手法をここではリミテッドアニメと評さないかは、過去の記事のこちらを参照ください。
teenssexandwarmode.hatenablog.com
teenssexandwarmode.hatenablog.com