またひとつ現れました。瞬間的に熱しすぐさまに忘れ去られ、次なる瞬間に繋げるための礎です。
商業アニメの華はメカもしくはミリタリー&美少女なんですが、ここんところはミリタリー面で露骨な作品はそんな目立っていない印象はあります。「ガルパン」なんかも表向きの企画は女の子&趣味ネタ。でもそこから突き進んで、映像はハードコアな戦車描写をやるみたいにシフトしてましたし。基本、女の子はかわいく描いたりしてますよね。しかしそんな状況の逆ギレのように、なにかハードコアなデザインの作品が出てきました。
『終末のイゼッタ』など、基本的な世界観には第二次大戦時のタイトなミリタリー描写の中に主役級の女の子がさっそうと現れるというデザインの作品が去年は現れましたが、今回の『幼女戦記』はどうも気配がちがいます。こんなタイトルでありながら、女の子が全くかわいくデザインされていないのです。この理由には、架空の世界の軍隊といえどもやっぱりドイツ軍をモチーフにしてることが多分に影響していると思います。
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